フランスにおけるテレビの偏向報道が気になると日記に書いたところですが、ちょうどその話題に触れた記事を見かけたのでご紹介します。
タイトルは:BFMTV, la chaîne Macron-compatible?(マクロン氏と相性の良いチャンネルBFMTV?)
BFMTVというのはフランスにいくつかあるニュース専門チャンネルの一つで、このチャネルがマクロン氏に多大な放送時間をかけているという事実が発覚しました。
Marianneという週刊紙が調査した結果によると、BFMTVで流された各党の候補者による演説大会の時間量は;
Emmanuel Macron (マクロン氏)426分
François Fillon (フィヨン氏)182分
Jean-Luc Mélenchon (メランション氏)135分
Marine Le pen (ル・パン氏)63分
Benoît Hamon (アモン氏)60分
他の局では少しの差はあるものの、BFMTVのような驚くような数値にはならないとのこと。
BFMTVはこれら分析結果を確認した上で、信頼できるものではないと反論。マクロン氏のように早くからキャンペーンを始めた候補者と他の候補者をうまく混ぜ合わせて報道しているということです。
またマクロン氏のキャンペーンチームには特別顧問がついており、彼はイスラエル系フランス人億万長者が所有するAltice Média Internationalの元開発責任者であるということも記事には付け加えられていました。
やはりフランスはフランス人だけのものであってはいけないのでしょうか(マクロン氏の基本的考えです)。奥が深そうですね。
あと、ニュース専門チャネルでないチャンネルのニュース番組も偏りがひどいなと思うのですが・・・。
以上の情報はfransais.rt.comより