窓際族

窓際族とは、職場で重要な仕事も与えられず窓際で外を眺めては時間をつぶしているような社員。こんな風景って日本だけと思っていましたが、フランスにも存在するらしい。

フランスでは mettre ~ au placardという表現で表されるそうです。 placard(プラカール)とは英語でいうcloset(クローゼット)、日本語だと戸棚だとか押入れにあたります。

つまり、あまり能力のない社員はクローゼットの中に入れてしまえということ。

フランス社会でもnepotisme(ネポティズム/縁者びいき)つまりコネが多いそうで、つい最近テレビでも、日本でいう『親の七光り』は重要なのかというような趣旨のプログラムをやっていました。能力があれば文句はないようですが、能力もないのに名前だけでポジションを与えられると周囲との協調が取れず、フランスではプラカールにしまい込まれてしまうようです。