メトロの中でこんな詩を見つけたのでご紹介。
Un trottoir et une chausee ensemble promenaient
Mais le trottoir torp fatigue a la sortie de la cite
Laissera partir la chausee
(アクサン省略)
なるほどーと、電車の中でうなずく私。
訳すと、「歩道と車道が一緒に散歩していたのだが、歩道が町の境目でくたびれてしまったので、車道にそこからは一人でどうぞと行かせてやった。」
町の中では歩道は車道と共に敷かれているけれど、町を抜けると歩道は切れてしまいます。それをこんな風に表現しているんですね。想像力が豊か。
ちなみにtrottoir (トゥロトワール)とは歩道のこと。そしてchausee(ショ セ)とは車道のこと。パリへ来られたことのある方なら Chausee d’Antin La Fayetteというメトロの駅を利用されたことがあるかもしれませんね。そうラファイエットやプランタンなどのデパートが立っている通りの名前です。
電車の中でいつもこんな詩や広告を読みながらフランス語を勉強するのもおもしろいですよ。