モンサンミシェル

いつかは行ってみたいと思いつつ長年実行できなかったモンサンミシェルに行くことに。パリを朝8時に車で出発。しかしパリから離れるにつれて天気が崩り坂。豪雨の中、主人が頑張って運転してくれました。これがノルマンディーの天気らしい・・・。

簡単にモンサンミシェルの歴史を説明すると:

モンサンミシェルと呼ばれるこの島は元はMont Tombe(モン・トンブ/墓の山)と呼ばれていたそうです。ケルト人が信仰する聖地だったのが、708年アヴランシュ司教オベールが大天使ミカエルから夢の中でお告げを受け、礼拝堂を作ったことからカトリックの聖地として信仰されるようになったそうです。

1979年にユネスコ世界遺産に登録。近年は島の周囲が砂州化し国家事業として、かつての島を取り戻す工事が進められています(2015年完成予定)。

おそらくフランス人よりも日本人のほうがよく歴史を知っているのではないのでしょうか。モンサンミシェルって日本人にものすごい人気ですよね。私達が訪れた時も、次から次と日本人観光客のグループが・・・。噂には聞いていましたが、こんなに多いとは知らずビックリしました。

細い路地を修道院を目指して登っていくのですが、人人人です。近くのガイドさんの話をちらっと耳にしたところ、この状態で少ない方だとか。天気があまり良くなく、ピークの時よりましだそうです。お土産屋さんに入ろうと思っても一苦労です。レストランなんて、まずここで食べようなんて計画していませんでしたし・・・。

フランスのニュースでやっていたのですが、モンサンミシェルの人気が下降気味なんだとか。人が多いのもその理由の一つなのですが、レストランやホテルの異常な料金の高さ(評判もいまいちのようで)。観光地ですからね、当然と言えば当然かもしれませんが。

そこで私達はモンサンミシェルへ行く前にPontorsonという町に寄ってランチをとってきました。

フランス人の間でも評判の良いle Grillonという小さなンホテルレストランです。地元の人がたくさん入っているレストランは安心ですね。座った席の後ろにある部屋で女性2人が休みなくクレープを焼いていました。ボリュームたっぷりで美味しかったですよ(満足)。シードルもお忘れなく。サービスも気さくで良かったです。


Le Grillon  37, rue Couesnon50170 PontorsonFrance

と、私達はここで腹ごしらえをして気合いを入れてモンサンミシェルへ向かいました。モンサンミシェルはすぐそこです。

モンサンミシェルの対岸に到着すると大きなパーキング。ここからまたバスに乗り島へと移動するのですが、予想通りバスを待つ人人人です。バスの中もものすごい混雑。そして島に着いたら着いたで、今度はとにかく階段を登っていかなければならない。出発前のエネルギー補給、かなり重要です!

でも苦労して頂上まで行けば、素晴らしい景色が待っていますよ。これからモンサンミシェルに出発される方、頑張ってくださいね。

モンサンミシェル観光協会