グリニョン (サヴォワ)

アルべールヴィル(Albertville)、1992年に冬季オリンピックが開催された地として名前が知られていますね。そのおとなりの町グリニョン(Glignon)というのは、中世時代の建物が今でも残る小さな村です。あ まり日本では聞かない名前ですが、丘の上に立っていてとても眺めの良い場所でもあります。

glignon

パーキングから少し階段で丘を登っていきます。ゲートをくぐると、中世の世界へと移り変わります。

gligon

glignon

glignon

静かに佇む町並み。こんな場所でちょっとカフェでものんびり飲みたいものです。

glignon

glignon

glignon

そしてさらに丘を上がっていくと、見晴らしの良い公園らしき場所があります。そこからはアルべールヴィルの町が一望。右の写真がサヴォ ワの旗。このサヴォワという地域も、コルシカ、バスク地方と同じように独立を求めていて、ドライヴ中に何回も Savoie libre の文字を目にしました。

また、アルべールヴィルに行く途中にチーズの直売店へ寄ってみました。アルプスにはこういったcooperative(協 同組合)と呼ばれるお店がいろんなところにあります。そう、cooperativeとは複数のチーズ生産者が共同でお店を開いている場所です。

glignon

私たちが寄ったのは、ボーフォールBeaufortという地域にある大きなcooperativeです。ここではチーズの歴史や、チーズの製造工程を見学することができます。

glignon

glignon

glignon

こちらの写真は店内に展示してあった、チーズの歴史コーナーの3枚です。当時の様子がよくうかがえます。当たり前だけど、全て手作業 だったんですね。

glignon

glignon

glignon

そして、こちらが現在のチーズ作り。ものすごーいきつい匂いがしてきます。真ん中にいる人が一つ一つチーズにかぶせてある布を取り替えているところです。そして地下へ降りていくとさらに鼻をさすような匂いが。ちょっと湿った空気です。見てくださいこのチーズの部屋。そして右の写真が私たちの買ったチーズ。これくらいの量の匂いが一番いいです。他にもヨーグルトを買ったのですが、こちらもおいしかったですよ。cooperativeという 文字を見つけたらちょっと立ち寄ってみてはどうでしょうか。