日本でも話題に上っている、フランス次期大統領選の女性候補者社会党ロワイヤル氏。社会主義色の強いフランスでは、「みんな平等に。お金を持ってい る人は持っていない人を助けましょう」と言って、どんどん無職・ホ-ムレスが増えるばかり。一方で働いても多くの税金がこうした怠慢な人間の支援金として差し引かれてしまうので、まじめな人間の働く気は失せてしまう。
こんな状況でフランスは今真っ二つに分かれています。生活水準の低い層ではもちろんロワイヤル氏、勤勉層は猛反対。うちの主人はという と、毎日一生懸命働いています。「ロワイヤルが選ばれたらフランスは終わりだと」言っています。
また女性だということだけで注目を浴びている点もあり、政治のことは良く分かっていないという意見も聞きます。ある偽番組か何かで、ロ ワイヤル氏に「地中海に停泊するフランス海軍の船の数は」というような内容の質問をしたところ、自信を持って間違った答えを言ったとか。番組側が、「いや違う、それは3隻ですよ」とさらにわなをかけると、「あ、そうだったわね、3隻よ」と。
そして見つけたのがこんな写真。「クスクスロワイヤル」
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Couscous Royal
Rien que des boulettes
AVEC UN POIS CHICHE DANS LA TETE
クスクスロワイヤル
ただのミートボールだけ
頭にヒヨコマメ入り
Couscousクスクスとは北アフリカ料理で、ひき割り小麦に鶏・羊の肉といろんな野菜を添え、 スープをかけて食べます。フランスではレストランやカフェで人気のメニューの一つです。ロワイヤル氏の名前Royalロ ワイヤルとは英語でいうところのロイヤル。豪華クスクスと言ったところでしょうか。本当に存在しそうです。
rien que~(リヤン ク)で 「ただ~だけ」、 boulette (ブー レット)とは、ミートボール。そしてもう一つの意味が「どじ、へま」。つまり「ただのどじ」
pois chiche (ポワ シシュ) とは、ヒヨコマメ。dans la teteで「頭の中」。つまり豆サイズの脳だと言っているのです。
これを見つけた主人は、大ウケ。ロワイヤル氏には失礼ですが、おかげでフランス語が勉強できました。