2014年ももうすぐ終わり

もうすぐ2014年も終わろうとしていますが、世の中では悲しい事件が頻発しています。

フランス国内では寒波による寒さで数人のホームレスが亡くなるというニュースがずっと流れています。この11年でなんとフランスでは44%もホームレスの数が増えたそうです。2014年に大、中型都市で行われた調査では111,700人、そのうち31,000人が子供ホームレス。また2013年には454人ものホームレスが亡くなったということです。

毎年毎年大量の移民を受け入れ(密入国も含め)手厚く保護しているフランス。見た目は人道主義?でも実際は自国の人たちがどれだけ苦しんでいることか。移民のせいで賃金が下り、職は見つからず、ただでさえ景気が悪いのに。貧富の差がどんどん広がっていきます。

どれくらいの移民がEUに入ってきているかご存じでしょうか。シリアやリビアなど内戦や混乱状態のため膨大な数の移民が地中海を渡ってくるのです。彼らの目標はまずイタリアもしくはギリシャ、そしてそこから全ヨーロッパへと広まっていきます。イタリアでは11月に約160,000人の移民が海を渡って到着、ギリシャには40,000人。どうやって保護するんでしょうか。

世の中にこれだけ人間がいたら、そりゃ問題も山のように増えていくのは当然だと思うのですがどうでしょう。権力を持った人たちは消費してくれる人間が多い方が儲かる。だから人口が増えた方が嬉しい。それによって環境が破壊され、社会が混乱しても大して気にしない。こういった人たちは実際影響を受けることはほとんどない安全な場所に住んでいるので。そして環境問題だの、人道主義がどうのこうのなどと話し合っている。誰もそれらの問題がどこから来ているのか面白いくらい絶対に言わないのですが。

人間が増え、たくさんの人間が消費活動を行うためには、エネルギーも必要になってきます。のどかな田園に延々と続くソーラーパネルの景色。遠くの山を眺めると山の線に沿って風力発電機。海の中にも…。異常な景色です。

これから世界がどうなっていくのかとても気になりますが、おそらく変わることはないかと。1日1日を大切にしたいものです。2015年は少しでも多く良いニュースが増えることを祈ります。