パリからTGVでAvignonまで行き、そこから東へ向かうとRoussillonという町があります。アクセスの仕方はRoussillon en Provenceのサイトより参考にされてみてください。
ルシヨンの町
オークルと呼ばれる黄土がこの地域には広がっており、赤や黄色の色をした家があちこちに並んでいます。本当にお化粧したような壁の仕上がりですね!ルシヨンの土で焼いた陶器も赤い!
ルシヨンに見られる黄土(オークル)とは
顕微鏡でこの砂を観察してみると高陵土の6角形プレートが見られます。純粋なままであれば白色をしていますが、鉄酸化物が増えると薄い黄色から赤紫色に変化します。黄土(オークル)とは高陵土と鉄、それにクウォーツ(石英)が混ざったもので、中でも高陵土の割合が高い。南フランス特産で、顔料、タイルや素焼きの材料などに使われることで有名です。
とてもきめの細い土と言うか砂で、触るとサラサラしていて気持ちがいい。緑の森の中、黄土色の山がそびえ立ちます。
赤茶色、黄、黄土色、自然にできた色の変化。昔はここに採掘場がたくさんあったそうです。
時代とともに採掘場は姿を消し、その後観光がルシヨンを支える産業に。
ゆっくり歩いて30分ほどでコースを回ることができます。歩いているだけで、きもちいい。地面がやわらかい!白い靴は避けたほうがいいですね。
写真だけ見ていると、ここはどこだろうと思ってしまいますが、正真正銘フランスです!プロヴァンスって本当見所が多い。行く所行く所、発見ばかりです。ぜひいろんな場所をドライブしてみたいものです。