アヌシー (オートサヴォワ)

パリからTGVで約4時間、フランスはスイス・イタリアと国境を接するオートサヴォワ地方にある美しい町アヌシー(Annecy)。 以前からぜひ行ってみたいと思っていた夢がやっと叶い、夏(2006年7月末)にヴァカンスへ出かけることになりました。

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まずアヌシー駅でマルセイユの両親と合流。私がずっとここに来たいことを知っていてこの旅の計画を立ててくれたのです。両親はマルセイユから直接車で5~6時間かけて到着。軽くお昼を済ませてアヌシー観光へ。

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駅から少し歩くと、景色のいい公園へとつきます。ここがシャンプ・ドゥ・マルス公園 (Champ de Mars )。ヴァカンスを楽しみにやってきた人々が思い思いにくつろいだりスポーツをしたりしていました。ジョ ギングする人、サイクリングする人、お昼寝している人、さまざまです。この日はかなり暑かったのですが日陰に入るとちょうど良い風が吹いてきて心地良かっ たです。

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そしてその公園の向こうにアヌシー湖とアルプスの山々。最高の眺めで す。一応泳ぐのは禁止されているようなのですが、泳いでしまうその気持ちは分かるような気も・・・。そして湖の一部にはビーチが突如として夏に現れるんだ そうです。狭い場所に水着を着た人々がうようよと固まって日光浴をしている光景はちょっと驚くかもしれません。

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ボートもたくさん出ているので、やっぱり泳がない方がいいですね。ボートの方が絵になります。水がとても澄 んでいて底までくっきり見えるんです。さすがアルプスの水。

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公園を湖に沿ってぐるっと歩いてくるとまた市街地に戻ってきます。右はアヌシー城(Le Chateau d’Annecy)。サヴォワ男爵によって1445年に建てられました。

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町の中は色とりどりの花や家でいっぱいで、ポストカードの絵の中にいるような気分になってしまいます。どこを見ても花花花。そうアヌシー(サヴォワ地方)は花の町としても有名なのです。青い空、カラフルな町並、澄みきった水、そして遠くにそびえ立つアルプスの山。パリの悲しい景色とは違います。

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旧市街地にはチウ運河(La Thiou)が流れており、人気の観光スポットになっています。この眺めはフランスで一番よく写真に撮られる場所だとか?? そして中央に見える建物は島の宮殿(Le Palais de l’isle)と呼ばれ、12世紀にアヌシーの領主によって建てられ、 長い歴史を経て、役所、裁判所、造幣局、監獄などの役割を果たしてきました。現在は歴史博物館だそうです。

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写真からも分かるようにアヌシー(サヴォワ地方)は水が本当にきれいで暑さを和らいでくれます。そして 運河の両端にはレストラン、カフェ、お土産屋さんが並んでいます。イタリアに近いこともあってイタリア料理もパリなんかに比べたら断然おいしいと感じまし た。きれいな水だけでなく、新鮮な野菜果物も豊富ですからね。

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こちらは、サン・ピエール大聖堂。アヌシーは17世紀の思想家ジャン= ジャック・ルソーが16~27歳のあいだ暮らした街としても知られ、この大聖堂でルソーがフルート演奏をしたことでも有名です。

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そしてアヌシーチョコレート。チョコレートにもうるさいうちの主人と主人の両親がおいしいといって大量に購 入。たくさんのフレーバーが板状で売られていて、 お買い得。Meyer : (住所) 4,Place Saint Francois (tel) 04 50 45 12 08

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アイスクリームも夏のアヌシー散策に欠かせません。ベリーなどのフルーツを使ったシャーベットアイスはおいしかったなあ。

アヌシー観光局 (Office de tourisme)
1, rue Jean Jaures Bonlieu 74000 ANNECY
Tel : + 33 450 45 00 33
Fax : + 33 450 51 87 20