靴下の汁

フランスといえば、通りに並んだカフェ。ここでエスプレッソを飲みながら時間をつぶす。

だいたい、こちらでは「un cafe  エン カフェ」といえば、小さなカップに入った強いコーヒー=エスプレッソが出てくるのですが、初めて頼んだときは、こんな小さいカップで飲むのー?な んだか損した気分だなあと(田舎ものの私)。そして飲んだ瞬間、その強さにビックリ。

アメリカに住んでいたときは、逆に大きなカップで出され、「え、こんなの飲みきれない」と思ったことも。さらにお代わりは自由。これが アメリカンコーヒー。

フランスのカフェ=エスプレッソに慣れてしまうと、薄いコーヒーは物足りなく感じられてしまいます。

そして、フランス人はそんな薄いコーヒーを、jus de chaussette ジュ ドゥ ショセット 靴下の汁 と呼んでいるのです。つまり、靴下を絞ってでてきた汁のようなコーヒー。想像しただけで飲む気が失せてしまいますが、それだけマズイということです。誰がこんな表現を考えたんでしょうか。。。

でも、私は夏に飲む日本のアイスコーヒーが大好きです。