フランス語には、とても便利な単語がたくさん存在します。日本語では複数の単語で説明するような形で表現するところを一言で済ましてしまうことができるのです。特に料理に使う単語。さすがフランスと思ってしまいます。(その反対の場合もありますが)
beurrer (ブレ) 「~にバターをぬる」
*beurre du pan パンにバターを塗る。
carameliser (カラメリゼ) 「~をカラメルにする/カラメルをかける」
poivrer (ポワヴレ) 「~にコショウを加える/<話>に辛らつさを加える」
vinaigrer (ヴィネグレ) 「~酢で味をつける」
saler (サレ) 「~に塩味をつける」
* Salez et poivrez 塩コショウする。
またもう一つ「~に(法外な値段を)吹っかける」 という意味も。
*saler la note 法外な値段をつける。 * saler le client 客からぼったくる。
pimenter (ピマンテ) 「~に唐辛子で味をつける/<話>にピリッとした味を添える、趣向を凝らす」
sucrer (スクレ) 「~に砂糖を入れる」
* sucrer son cafe コーヒーに砂糖を入れる。
graisser (グレセ) 「~に油を引く」
*graisser la poele フライパンに油をひく。
gratiner (グラティネ) 「~をグラタン状にする」
assaisonner (アゼゾネ) 「~に味をつける、調味する」
* assaisonner la viande au poivre 肉にコショウで味付けする。
そして、 私の好きな表現の一つ、
saucer (ソーセ) 「<皿>のソースをぬぐいとる」
*saucer son assiette avec du pain 皿に残ったソースをパンでぬぐう 。フランスって感じですよね。
やっぱりフランス料理saucer したくなるほどおいしい。
*アクサンは省略してあります。