日本語では、お味噌汁やス-プなどを「飲 む」と表現しますが、英語やフランス語では「drink(英)」「boire(仏)」とは言いません。その代わりに「食べる」という意味の「eat(英)」「manger(仏)」を 使います。ですからフランス語ではmanger de la soupe という表現になりますね。英語でも同じです。drink soupと言っていませんか。
この違いは食文化の違いからきているのでしょう。日本ではお味噌汁などは食前や食事中に少し胃を潤して食べ物が入りやすくするというた めの目的があるのに対し、こちらではス-プがメインディッシュになりえるのです。野菜やお肉がたくさん入ったス-プを“食べて”胃を膨 らませるのです。
un gros plein de soupe (アン グロ プレン ドゥ スプ) とは「ス-プでいっぱい」 ということから「デブの男」と言う意味になります。
souper (スペ) は「夜食」とか動詞で「夜食をとる」という意味で使われます。