先日、マルセイユの家に子猫が2匹やって来ました。その猫たちに会うのが楽しみで、マルセイユのお母さんと電話で話して いた時、お母さんは、「2匹ともソバ-ジュなの。」と。フランス語初心者の私はいつも聞きとることだけで精一杯。でも この言葉は聞き覚えのある言葉。耳にもバッチリと入ってきた。そして、ついつい分かったつもりで、「え-、本当。」と。私の頭の中には、毛が少し巻き毛にでもなっているような猫を想像。日本では、今はどうなんだろう、でも一時期確かにソバ-ジュという言葉がブームだった頃があったような。長めの髪を細かく チリチリにパ-マしたヘアスタイル。
そして、その猫たちと念願の対面の時が。クロとグレ-のきれいな毛並みの猫が庭の低木の下で歓迎しているのか、それとも恐れているのかじっとこちらを見つめていました。でも、何かおかしい。毛が短い。ソバ-ジュじゃない。なんてことだ。ソバ-ジュってどういう意味?
辞書で調べてみると、sauvageソバ-ジュとある。意味は、「野生の、(場所が)未開の、人見知りする、粗野な」。なるほど、あの猫たちは人見知りするのか。やっぱり警戒して私のことを見てたんだ。でも、日本語のソバ- ジュって?確かになんとなく野性的な感じもするなあ・・・あのヘアスタイル・・・。
英語を学習されている方なら、英語のsavageを連想されるでしょう。英語もフランス語と同じ意味を持っています。
では、ここでマルセイユ生まれの正真正銘ソバ-ジュな猫をご覧下さい!