<<Donner des noms d’oiseau >>
鳥の名を与える・・・その意味とは、『侮辱する』
donner=与える
nom=名前
oiseau=鳥
鳥の名前が侮辱に使われるということですが、どういったものがあるのか気になったので調べてみました。
’buse’ ノスリ → ばか
’butor’ サンカノゴイ → がさつ者
’autruche’ ダチョウ → 現実逃避者、事なかれ主義者
la vieille ‘chouette’ (年のいった)フクロウ → 気難しいばあさん
‘poule‘ mouillée (濡れた) めんどり → 臆病者
voleur comme une ‘pie‘ カササギ(のような泥棒) → 盗み癖がある
vieux ‘perroquet‘ (年のいった)オウム → 同じことを何度も繰り返し言う人
espèce de’ faisan’ キジ → 悪徳商人、詐欺師
’pigeons’ ハト → 騙されやすい人、いいカモ
tête de ‘linotte ‘ ムネアカヒワ(の頭) → おっちょこちょい
‘oie‘ ガチョウ → 間抜け
vilain ‘merle‘ (醜い)ツグミ → 嫌な奴
‘dinde‘ 七面鳥の雌 → うぬぼれの強い女
‘canard‘ boiteux (足を引きずる)カモ → 落ちこぼれ
’corbeau‘ カラス → 強欲な人
イメージがつきやすいものとつきにくいものがありますね。
私のお気に入りの鳥は、
’rouge-gorge’ ヨーロッパコマドリ
名前の通り、’rouge-gorge’ 赤いのどです。そしてこの鳥はがっしり筋肉がついている割に小さくて軽やかな羽ばたきをすることで知られています。
サッカーやラグビーの試合に行ったら、こんな言葉を発しているサポーターがいるかもしれませんよ。
« coup de pied de rouge-gorge !»
体格のいい選手がへぼなシュートをした時、『なんだその小鳥のシュートは』という感じでしょうか。はい、私も確かに耳にしました。おもしろかったです・・・本当にチョロチョロっとボールが転がってゴールに届かない・・・。うますぎるその表現と感心しました。