信号無視の確率

先日ニュースを読んでいたところ面白い記事に遭遇しました(AFPPB Newsより)。

英国王立協会のオンライン科学誌で発表されたという論文記事なのですが、フランス人の信号無視について述べていました。

フランスでは10回に4回の割合で信号無視をし、日本ではその割合はフランスでの20分の1であったという。

赤信号で横断歩道を渡った割合はフランス(ストラスブール)で41,9%、日本(名古屋)では2,1%。

実際パリに住んでいる日本人として、確かにこちらの信号無視は普通の日常光景です。『フランス人はルールを尊重せず、社会的認知をそれほど気にしない』と記事にありましたが、まあ簡単にいうと個人主義?自己中な人が多い・・・。

横断歩道では(パリ)、赤信号で待っているのが逆に恥ずかしい(一人になってしまうので・・・)、そして青信号で渡っても車が突っ込んできます・・・。通り過ぎた車が急にバックしてきたりすることもよくあります。車にひかれそうな人、毎日見ます。

狭い道を歩いていても前方数センチくらいに近づくまで相手の接近に気づきません(パリ)・・・、そこで気づけば素晴らしいことです!横並びにグループで歩いていても、かなりの確率で道を譲りません(気づきません)。気にせず歩いてみてください、ラグビーのタックルが上手くなるかもしれません。

小さな子供の手を引っ張って、赤信号をうまく渡るように教えているような環境ですからね・・・。たまに赤信号は止まるんだよと子供に教えているフランス人を見かけると感動します(こういう人もいるんだなあと)。