もういつの話だったかすら忘れてしまいましたが、でもそんな前ではなかったような・・・。『お肉を食べると癌になる』とかいうニュースが話題になりました。
アメリカミシガン大学の研究でチーズはタバコやアルコールと並ぶドラッグのようなものだと指摘され、またカリフォルニアの医師は砂糖は毒だと訴える。そしてさらにWHOが赤肉やソーゼージ類は全てタバコと並んで発がん性があると発表。
ただ研究のベースが怪しい。800以上もの研究がなされたはずなのに、そのうちの10研究にしか基づいていないこと。またこれらのデータのうち90%がアメリカからのデータであること。アメリカとフランスでは肉の質や消費傾向が全く比較にならないのは明らかなことです。例えばアメリカのステーキは平均500g、フランスでは100g、脂質で計算するとアメリカは24%、フランス4%です。
お肉であろうと、あるいはチーズ、砂糖、他の食品すべてを含め、質が違いますよね。味も。なぜ異なる食習慣をアメリカの水準で判断されなければならないのか。必ずこういった報道の裏には政治的経済的な思惑があるのでしょうね。
マクドナルドのビーフが大好きというイギリス人の友達がいますが、味の感覚が全く違います!日本人やフランス人の感じとる微妙な味は、『藁の味、草の味がする』と・・・。面白いですよ。味付け海苔はプラスチックだと言われたこともあります!
そしてマクドナルドといえば、ポテトを揚げのるにシリコンが使われていることが明らかにされましたよね。揚げる際に油があふれないようにするために添加されるんだそうです。大量に加えられる添加物のほんの一部でしょうが。