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カランク(プロヴァンス/ハイキング)

マルセイユの旧港からバス(21番)に乗って今日はカランクにピクニック。出発前にサンドイッチとドリンクを買って準備万端。始発だったのですぐに席を確保できましたが、すぐにバスは人でいっぱい。40分くらいで終点に着き、そこからハイキング開始です。終点は大学の敷地内にあり、そこから南にまっすぐ歩いていくとカランクを一望できる場所へと続きます。

ハイキングコースは歩道がしっかり作られており歩きやすく、海から吹いてくる風がとても気持ちがいい。カランクにはいくつものコースがあり、海に通じる道や、崖を登っていく道などさまざま。今回は一番シンプルなコースです。

Calanque de Morgiou モルジウカランク

ヴァカンス期ともあって途中たくさんの水着姿の人とすれ違いながらどんどん歩いて進んでいきました。4,5Km、1h30のハイキングです。

海に行きたい人は、コースをどんどん下っておりていきますが、私たちは崖からの景色を見るために途中の分岐点で右折しました。ほとんど人もなく、ぶらりぶらりと写真を撮りながら歩いていきます。

途中カランクの歴史を説明するパネルを何枚か見つけました。岩の中に化石なんかも発見できますよ。

5万年前は100Mも海面が低かったそうですが、1万年前に海面が戻り、気候変化の影響などで現在のような地形になったそうです。

さあ、ここから地中海の青い海が見えてきます!

海へのアクセスも可能ですが、歩くのが・・・いいエクササイズになりますが。

最終点は展望台になっており、カランクや地中海を一望できるようになっています!ものすごくきれいです。海から崖を見上げるのもよし、崖から海を見下ろすのもまた美しい。

何回訪れても感動する景色があります。

以前は海側からアクセスをしました。そのときの様子はカシス・カランクのページで紹介しています!

ヴェルサイユでハイキング

ヴェルサイユと言えばヴェルサイユ宮殿。しかし!その宮殿の周りには自然がたくさん存在し、ハイキングコースもたくさんあるんです。

私たちが選んだコースはForet Domaniale de Versailles。ヴェルサイユの駅から宮殿へ向かう人々とは反対に方角的には南へと歩いて行きます。地図上だと線路を超えD91号線を目指します。するとハイキングコースの入り口が見えてきます。

正午12時ハイキングスタート。ここからRoute des Mulets、Route des Chataignirrs、Route du Grand Boitとハイキングの道が続き、このコースの右手には線路、左手にはN286が走っています。ひっそりとしていて、人もまったくいませんでしたが、自然を楽しむにはそれが一番。サイクリングをする人に数回出くわしたくらいです。でも途中電車や車の騒音が聞こえてくる箇所が数箇所。


静かな森の中。花や草や木を観察しながら歩いて行きます。途中森の中でカサカサと動物の歩く音が・・・。


鳥の声もどこからともなく聞こえてきます。いる証拠は見つけたのですが・・・(左写真)。


地面にカブトムシが!(右写真)

2時間くらいでしょうか。するとN286号線にぶつかり、道路を渡って反対側のコースへと移動です。

ここからはRoute Forestiere de la Fontaine Blancheに沿って歩いて行きます。こちらのコースは結構人が歩いていました。パーキングが何箇所かあるようでアクセスがしやすいようです。


さて、再スタートしてからまだ数分も歩かないうちに視界にサッと何か動くものが。「しっぽが見えた!」と主人に指をさして知らせると、そこにはなんとリスが!!!生まれてはじめてみるしまのあるリス。めちゃくちゃかわいいですよ。


おなかがすいたなあと時計を見るとなんと3時。ちょうど湖を背にピクニックできる広場に到着。こんな思いっきり西洋の森で、おはしでご飯と魚をたべました。弁当です・・・。主人はサンドイッチじゃなくて大喜びでしたが、そばを通った人たち不思議だっただろうな・・・。そして食事中にものすごいきれいな鳥がテーブルの下に飛んできました。きっとパンくずをもらえると思ったのでしょう。でも、パンがなかった・・・。代わりにオムレツを投げってやったら拾って飛んで行きました。鳥に料理した卵をあげてよかったのだろうか・・・。


このコースには湖が3つ:Etang du Moulin a Renar、 Etang du Vol d’Or、 Etang de la Geneste。Etangエタンだから池? でも、ものすごい大きいので一つ一つぐるっと回っていられません。


歩いても歩いても湖いや池。途中かもの親子に遭遇。足もかなり疲れてきましたが、何が現れるか分からないのでドキドキしながら前へ進んでいきます。


そう、いつ何が現れるか分からない!!! ハイキングも後半で疲れで会話も途絶えようとしていたその瞬間、野うさぎです! しずかーに近づいてカメラを構えます。超感動。

パリから30分ほどの場所で、すぐそばにはヴェルサイユ宮殿。そんな場所にこんな自然が。私たちは結局7時間のハイキングでしたが、部分部分に区切って歩いても充分楽しめます。パーキングもあるので車があればさらに近くまでアクセスができると思います。結構森の中に入るといろんなコースが交差しているので地図でしっかり確認して行かれることをお勧めします。


赤い線が私たちの通ったコースで、地図中央部分は軍の管轄地帯になっているようです。その周りをぐるっと囲むような形で歩いて行きます。地図の上のほうがヴェルサイユ宮殿です。

アルプスでハイキング3(Briancon)

2009年夏のヴァカンスはフランスアルプス、Brincon(ブリアンソン)。

旅の疲れもパッと忘れてしまいそうな、壮大なアルプスの景色。ほこりだらけの空気から、透き通った新鮮な空気に変わります。いるだけで健康になったような、そんな気分にさせてくれます。

今回、フランスアルプスを訪れるのは2回目。前回のサヴォワアルプスが観光地化されたアルプスなら、こちらブリアンソンアルプスは自然 がそのまま残るアルプスだと主人が言っていました。私はどちらも甲乙つけがたいくらい美しい所だと思うのですが、実際行ってみてその違いがよく分かりまし た。

そのブリアンソンアルプスにある数あるハイキングコースの中から選んだのが、 Col du Lotaré (コル デュ ロタレ)。

コースのスタート地点がもうすでに2000mほどの高さにあり、車で山を登っていく途中から見る村々の景色もとても素晴らしいです。

くねくねと曲がる山道を(ちょっと気分が悪くなってしまいそうになりましたが)、どんどん上っていきます。すると、なんということで しょう!若い二匹のシャモワ(アルプスカモシカ)が軽快に跳ねて遊んでいる姿が!!! こんな運のいいことが。下の写真中央に見えるでしょうか。ハイキン グが始まる前から大興奮。

何度もアルプスでハイキングをしている主人でさえ、過去に一度しかまだ目撃していないという(カメラを持っていなかったらしい)。

そしてその興奮も冷めやまぬうちにまた車でハイキングコースの駐車場へと向かいます。駐車場といっても大きなスペースが駐車用に用意さ れているだけですが、私たちが着いたときにはもうすでに何台か車が止まっていました。朝早くからよく歩けるもんだなあと感心。そしてハイキングの準備を、 と、その時、事件が。なんと水筒を入れておいたクーラーボックスを車に入れ忘れてしまったのです。一瞬パニック状態に。ここまで来たのに・・・と。でも 丘の上に山小屋を発見。そこでミネラルウォーターを購入(もちろんお高めですが、文句は言えません)。救われました。

さて、ここからハイキング開始です。

標高も高いので少し肌寒いくらいの天候。歩き始めるとすぐに汗ばんできましたが。空気が薄く、さらに砂利道。かなりの運動量になります。途中写真をとるために立ち止まったりしますが、それ以外は黙々と歩いていきます。右の写真には羊たちが。

山の斜面に走る細い道が見えるでしょうか。この道を一歩一歩歩いて進んでいきました。先を見るとくじけそうにもなります。でもそこは忍耐で。(写真クリックで拡大)

歩きにくい道を踏みしめながら前進し続けると、そこにはなんとも言えない美しい湖が現れます。感動です。

シーンと静まり返った空間。何の音もありません。たまにマルモットの鳴く声がするくらい。水は透き通り、小さな魚たちが泳いでいました。そしてさらに歩いて進みます。湖は右写真では小さく見えます。(中央写真はクリックで拡大)

ハイキングの途中いろんな植物も発見しました。

Joubarbe a toile d’araignee(左写真) 岩でごつごつした所に生息する花だそうです。ひときわその色が目を引きます。

Cepes(中央写真) フランスでおなじみセップとういきのこ。雨上がりのアルプスはきのこの宝庫です。

Myrtilleブルーベリー(右写真) 野生ブルーベリー。まさかこれがブルーベリーだとは。初めて見たので知りませんでした。

そして2つ目の湖が見えてきました。こちらも、誰もいない静かーな空間。地面に寝転んで一休み。

あ、でも気をつけないと、あたりには結構マルモットの糞が。。。ぽつぽつと。(右の写真クリックで拡大)

さらに、たくさんのアルプスで見られる植物を写真におさめました。厳しい自然の中で一生懸命生きている植物。美しいのはもちろん、強さを感じます。

そして、今年はマルモット撮影に大成功!!!手を伸ばすと届きそうなくらいの距離に、マルモットが顔を出してくれました。こんなに近くで見られるなんて。

一日にシャモワとマルモットがみれ、主人にもかなり運がいいといわれました。私もそう思います。

右の写真はクリックしてみてください。マルモットの家族です。とてもかわいいですよ。冬に向け脂肪をたっぷりつけた姿は愛らしい。その脂肪を揺らしながら走る姿はもっと愛らしい!ぶよぶよです。

と、こんな感じで、歩くのに疲れながらもアルプスの自然の中でいろんな発見をしました。午前11時に駐車場から歩き始めて、戻ってきたのは夕方6 時。7時間のハイキングでした。もう帰りは足がかなり棒になっていましたがなんとか歩ききりました。

また戻ってこれるといいなあ。今頃あのシャモワとマルモットは何してるんだろう・・・

皆さんもこんなアルプス体験してみてはいかがでしょうか。

アルプスでハイキング2 (Briancon)

2009年の夏のヴァカンスはフランスアルプス、Bianconブリアンソンという町。天候にも恵まれ気持ちのいい毎日。

パリから現地に着いたばかりということもあり、ピクニックに出かけようということになりました。ランチをパックに詰めて、水筒には冷たいアルプスの 水(水道の水ですがやっぱりパリの水道水とは違う!)、そして帽子と日焼け止めをバックパックに入れて準備完了。

今回のハイキングコースは vallée de la Clarée

ハイキングコースまでは車で。朝11時に到着。もう駐車場についた時点で、遠くに見える山々で気分がリフレッシュされました。広い駐車場スペースにはその 日の天気予報などが掲示されていたり、近くではマルシェもやっていました。そしてここからハイキング(ピクニック?)開始。

青い空の下、遠くにそびえ立つアルプスの山々。景色が変わるたびについつい写真をとりたくなってしまい ます。ピクニックと言っていただけあって、比較的平らな場所をひたすら歩いていきます。

しばらくすると、水の音が。そうこのハイキングコースは川沿いに走っていて、ところどころでその川に接します。空の青、透き通る水、そしてそこに花々が色を添えます。

そして、その水の音がどんどん大きくなってきます。滝が現れました。ここでちょっと一休み。滝の音が、疲れた体を癒してくれます。

本当に水がきれい。川の底まで透き通って見えます。私たちもこの川のそばでランチをとることに。自然の中で食べるランチのおいしいこと。

途中、人間だけでなく、ロバも何回か見かけました。荷物を運んだり、子どもを乗せたりして活躍しているそうです。中央写真はフランボワーズ(ラズべリー)。そこら中に生えています!歩いては、摘み、歩いては、摘み。おいしかったですよ。

そしてハイキングの折り返し地点にはなんとカフェが。屋根の下にかかっているサインにはLA FRUITIERE(果物屋)と書かれています。なぜか山の中のカフェはLA FRUITIEREと呼ぶらしい。なぜなんだろう。ちなみに、この山小屋、1862年と壁に刻んでありました。

ここで足を休めた後、また来た道をあの駐車場に向かって出発です。帰りはなぜか慣れたもので、足がよく進みました。出発地点の村に到着。ここで少しその村の様子を。


村の中心には教会。中には大きな洗礼用の甕が置かれていました右はアルプスの山で見かける古い伝統的な家だそうです。雪に耐えらるよう頑丈にできてそうですね。


そしてこちら、カフェと並んでお隣にPATISSERIEです。地元で取れたベリーなどを使ったケーキなど。おいしかったです。

そしてこのハイキングコースから少し車で山を降りていった道路の脇になにやら人のかたまりが。

なんとヤギチーズのスタンドショップが。

ヤギチーズといえば私の大好物!早速私も並んで買うことに。お店の裏にはそのヤギたちが!!!新鮮なヤギチーズであること間違いなしです。

と、こんな感じで、ピクニックを完了。朝11時にスタートして駐車場に戻ったのがなんと夕方6時。7時間のピクニックでした。かなり足が鍛えられ、 体力もついたような。その分、アルプスのおいしいものでお腹も満たしていますが。健康的な一日でした。

vallée de la Clarée
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鷲の巣村エズ(プロヴァンス)

以前から行ってみたいと思っていたコートダジュールにある村Eze(エズ)に2008年お正月に出かけることになりました。

エズはどこ?
エズはニースとモナコの間にある岩山に立つ村です。


エズで買ったポストカード
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エズ村は、鷲の巣のように岩山の上に位置し、その姿から nid d’aigle 鷲の巣(のような)村とも呼ばれます。岩山の高さは海抜427m。そのため、岩山の頂上に立つこのエズ村と教会( 1764年に建てられたNotre Dame de l’Assomption)が遠くからも眺めることができます。


エズ村の地図
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エズの歴史
エズはローマ時代に栄え、中世になるとGenoa(ゼノア)とモナコのもとに組み込まれます。1861年にフランスの領土になるまでは、イタリアのthe Kingdom of Sardinia(サルディニア王国)の一部で、当時はイタリア名Eza(エザ)と呼ばれていました。現在もイタリアの文化は色濃く残っており、車の標識などもイタリア語が付け加えられていたり、フランス語の他イタリア語も話す人たちがいます。 イタリアとは目と鼻の先ですしね。

また教会の中にあるエジプトの十字架はこの村のルーツを示しています。時代はPhoenicians(フェニキア人)にさかのぼります。彼らはそこに女神Isis(イシス)を祭るために寺院を建立したのです。

この村のモットーは”Isis Moriendo Renascor” 、「死の中で私は再び生まれる」。そしてその象徴は骨の上にとまるフェニックス(不死鳥)。


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この地域の方言はほとんど消滅してしまっていますが、モナコ公国のthe Monegasque language(モネガスク語)に近いと言われ、またthe Ligurian language(リギュリアン語)にも関係があり、 the Occitan language(オキシタン語)からの影響も受けているそうです。

エズの観光
エズ村は岩山から見下ろす地中海の絶景で有名です。

村で一番古い建物はthe Chapelle de la Sainte Croix(サントクロ ワチャペル)で1306年にまでさかのぼります。疫病犠牲者を助けるためにエズの修道会によってそこで会議が行なわれました。ベルの小塔の形はかつてこの 村がGenoa(ゼノア)王国のものであったことを示します。

またこんな噴水も村の中で見つけました。

1930年に作られた村唯一の噴水で、村の住人が初めて得た流れる水でもありました。それまで、エズ村の水は村のふもとから運ばれ、エ ズ人は村中に設置されていたタンクの水に頼っていました。

また村の中には、たくさんのお土産屋さん、アートギャラリー、ホテル、レストランが並び、多くの観光客や新婚旅行客などを魅了していま す。その結果村は美術館村のように化してしまい、実際にこの村に住む地元の人はほとんどいないそうです。


村の中には、所狭しといろんなお店が詰まっています。


左はオリーブの木で作られた置物や料理用具など。
右はバス停のすぐそばにあったカフェで食べたラヴィオリ・ニソワソース!

Fragonard(フラゴナール)のお店もここにアウトレットを持っています。香水のお好きな方 は立ち寄ってみてはどうでしょう。Fragonard ホームページ


お土産に私も一つ。

また村の一番の高台に熱帯植物園があり、そこからの景色も有名みたいです。私たちの訪れたシーズン(年末年始)は閉まっていました。観 光局サイトで詳細はチェックしてみて下さい。

夜のエズ村
エズ村を訪れるなら夜の景色が最高!昼間に来て青い地中海を眺めるのもいいですが、村の中を歩くのならば夜がいいですね。下の写真は2007年12月30 日。人も少なく、雰囲気もとてもよかったです。昼間訪れた時には、観光客でいっぱいで写真もなかなかうまく撮れませんでした。年末でもお店は開いてました。カフェもあったし、カジノ(スーパー)も開いてましたよ。


クリスマスデコレーションの残るエズ村入り口。ぼんやりと照らすランプの光がとてもいい雰囲気を出してくれます。


細い石畳の路地は迷路のようで、次にどんな景色が現れるのかと期待がふくらみます。


右の写真は、有名なホテルChateau de La Chevre d’Or(シェーブルドール)

エズのホテル/レストラン
エズにある有名なホテル/レストラン。フランスだけでなく世界的に有名なホテルが存在します。エズといえばこの2強ホテルですね。


Chateau de La Chevre d’Or(シェーブルドール)
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Chateau Eza(シャトーエザ)
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右はシャトーエザのレセプション横にあるBAGAGISTE!?荷物を運んでくれるのでしょうか。

この2つのホテルが4つ星トップホテル。予算も結構なものです。レストランで食事だけでもOKなので、私たちはシャトーエザでディナー を満喫してきました。地中海を望むテラスにレストランはあり、遠くにニースの夜景も見えました。周りのお客さんはリッチそうな人ばかりで、私たちはジーン ズ…。予約も前日に…。12月31日はもう予約でいっぱいでしたが、それまでならば意外とシーズンオフで簡単に予約が取れるかもしれませんね。私 たちが選んだコースは、Degustationコース(いろんな料理を少しの量で一通り味わえるコース)、105€。dessert(デザート)の前にpre-dessert(デザート前のデザート)が存在するなんて知りませんでした。もちろんpost-dessert(お勘定待ちの間のお菓子)も。そう呼ぶのかどうかは知りませんが。

私たちが泊まったホテルは、


Hotel Restaurant Eze Hermitage
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エズ村からさらに山を登っていったところにあります。ちょっと離れています。SNCF(鉄道)でEze駅で降りたら、駅の目の前にある バス停で83番に乗ります。後は終点 Plateau de la Justice まで(約20分くらい)。途中エズ村でも停車するバスです。一時間に一本くらいしか走っていない路線なので不便ですが、有効に活用するといいですね。こちらのホテルも3つ星でレストランの評判も高いそうです。かわいらしいホテルで、お正月ともあって、地中海の町を紹介するDVDをプレゼントでもらいまし た。

ハイキング
Eze Hermitageホテルは、エズ村から少し離れている点がマイナスですが、プラスの点は周りにハイキングコースがあって、そこからの眺めが素晴らしい!! エズ村よりももっと高いところにあるので、地中海のパノラマが見 れます。足に自信のある方は是非。


Mon Bastide(バスティドゥ山 570m)。
一つ目のハイキングコース。
頂上から見た地中海の眺めは、エズ村で見たものよりもはるかに壮大。登った印に石が積んであったので私も積んでおきました。そこに行かれたら探してみて下さい。

頂上は崖のようになっているので、くれぐれも注意を。下に見える家々の屋根が太陽に照らされ光って見えます。上にあるエズ村の写真も実はこの山から。村が見下ろせます。これが年末年始のコートダジュールの景色です!!!


もう一つのハイキングコーすからは、サン・ジャン・カップ・フェラ半島、お金持ちの別荘地、さらに向こうにニースの町が。


そして北を眺めると、遠くに雪を覆ったアルプスが!!!そして右の写真が地中海から登る初日の出です。泊まったホテルのバルコニーからも見えました。

エズへの行き方
ニースとモナコの中間に位置し、車で途中立ち寄るような人も結構多そうでした。私たちはマルセイユからまずカンヌまでTGV、そこからローカル線を使ってエズまで(駅名はEze Bord de la Mer)。ニースからでも可能です。

エズ駅出口には、小さな観光デスクが設けてあり、そこでバスの時刻など詳しく聞くことができます(注:年末年始は閉まっていました)。 バスは一時間に一本程度(1ユーロ30サンチーム)、83番に乗るとエズ村(Eze Village)、Eze Hermitageホテルに行くことができます。気長に待ちましょう。ハイキングコースもあって歩 いてエズ村までいけるそうですが、かなりきつい坂で、一時間半ほどかかるそうです(ニーチェの道)。タクシーも電話番号が書いてあるので利用可能です(エ ズ村まで確か30ユーロ/冬のヴァカンス期はお休みだそうです)。

ちなみにニースからもバスが出ています。こちらは82番。こちらの路線もエズ村(Eze Village)、Eze Hermitageホテルに行くことができるので便利です。

またエズ村駐車場付近は道が3方向に分かれており、バス停の行き先に気をつけてください。

バス情報
Ligne d’azur ホームページ

エズ観光局 ホー ムページ

こうして2008年、小さな鷲の巣村エズでよいスタートがきれました。また今度はドライブで行ってみたいなあと思います。