Category Archives: フランス家庭料理

サーモン生春巻き

フランスのある雑誌をちらちらっと眺めながら見つけたレシピ。
フランス語ではRouleaux de saumon au concombreとかっこいい名前がついていましたが、日本語に訳すとサーモン生春巻きですね。

無性に生春巻きが食べたくなり自分のレシピに追加しました。

材料(4人分):

・ライスペーパー               4枚
・スモークサーモン    4枚
・アボカド        2個
・玉ネギ         1/2個
・きゅうり        1本
・ヨーグルト       1個
・ライム         1個
・aneth             適量
・piment en poudre    適量
・塩、こしょう        適量

 

作り方:

1、ライスペーパーを冷水に30秒つける。水を切ってラップの上に広げておく。その上にサーモンをのせる。

2、anethは細かく刻み、きゅうりは洗って薄く削る。水気をよく切って、ボールの中にきゅうり、ヨーグルト、anethを入れ混ぜる。そのソースをサーモンの上にのせ、ライスペーパーを丸め、冷やしておく。

3、アボカドの種を取り除き、身の部分を取り出す。玉ネギはみじん切りにし、アボカドとライム汁と混ぜ合わせる。塩、こしょう、piment en poudreで味を調整する。こちらも冷蔵庫で冷やしておく。

4、春巻きにアボカドソースを添えて出来上がり。

 

Anethとは?

セリ科のイノンドと呼ばれ一年草。英語名はdillだそうです。とても風味がよくサーモンとの相性は抜群です。我が家では魚料理には欠かせないハーブ。

wikipediaによると、このイノンドは薬草として古くから栽培されており、5000年前にはエジプトの医師にも利用されていたそうです。

ローストホタテ


クリスマスのオードブルにいいかも。

材料:(6人分)

・ホタテ    18個
・パセリ    適量
・シプレット  1/2束
・パルメザンチーズ 50g
・バター    50g(柔らかくしておく)
・Piment d’Espelette 小さじ1/2
・クッキングオイル、塩、こしょう

作り方:

1、グリルモードでオーブンを暖める。ホタテはキッチンペーパーで水気を取る。

2、オーブンプレートにクッキングペーパーを敷き油を塗ってホタテを並べる。

3、ハーブは洗って乾燥させ細かく刻み、バター、Piment d’Espelette、塩、こしょうと混ぜ合わせ、それをホタテに塗り付ける。 さらに削ったパルメザンチーズをふりかける。(左の写真)

4、3をオーブンで6分焼き上げる。ホタテに調理でできたホタテ汁をかけ塩こしょうをして出来上がり!

 

Piment d’Espelette エスプレットとは:

フランス南西部のエスプレットを中心とした地域で生産されるトウガラシを指すそうです。日本の七味唐辛子ですね。

フレンチカレーチャーハン

フランスの雑誌でみつけたレシピ、超簡単だけどちょっとおしゃれなチャーハン!

材料:(2人分)

・タイライス    200g
・グリーンピース  100g
・ベーコン     200g
・卵        3個
・玉ネギ      2個
・Cerfeuil またはコリアンダー 適量
・カレー粉     一つまみ程度
・クッキングオイル、塩、こしょう

作り方:

1、タイライスを10から12分で茹でて準備する。グリーンピースも5分ほど茹でる(もしくは缶詰のもの)。

2、フライパンで刻んだベーコンを キッチンタオルで油を吸い取る。

3、玉ネギはみじん切りにして飴色になるまで炒める。そこにご飯とグリーンピースを加える。カレー粉をまぶし3分ほど炒め、ベーコンを加えてさらに2分炒める。

4、卵に塩こしょうし、薄いオムレツを作る。細かく切ってご飯に加える。

Cerfeuilセルフーイユを刻んでご飯にふりかけて出来上がり!

Cerfeuilセルフーイユとは、チャービル、和名でウイキョウゼリ(茴香芹)とも呼ばれるそうです。なかなかいい風味です。ただのチャーハンが豪華になりますよ!

白身魚とプロヴァンスソース


こちら簡単プロヴァンスソースです!。どんな白身魚でも合うと思いますよ。もとのレシピがあるのですが、主人流はトマト増量、パセリ増量です!!!

材料

・白身魚の切り身 2枚
・小麦粉 スプーン一杯分
・オリーブオイル 適量
・にんにく 一片
・トマト 3個
・パセリ 適量
・塩/こしょう

作り方

1.にんにくは輪切りにしておきます。トマトは湯に入れて皮をむき、中の種を取り除きます。さらに小さく切ります。

2.魚は塩こしょうで下味をつけ軽く小麦粉をまぶして、オリーブオイルで焼きます。片面を中火で7~8分、さらにひっくり返したらにんにく、トマトを加え もう一度塩こしょうをし7~8分調理。

3.パセリをはさみで切り出来上がった魚にふりかけます。レモンを添えてテーブルへ! *食べる直前にレモンをかけて食べてください!

ポークソテー ケーパーソース


クリーミーなソースの中にケーパーとピクルスの酢がいいアクセントになっています。ポークも長く煮込むことでとてもやわらかくなります。お試しあれ!

材料

・豚肩肉 300g
・たまねぎ 1個
・セロリ 1本
・オリーブオイル/バター 適量(炒め用)
・タイム 少々
・ローリエ 1枚
・小麦粉 スプーン1杯
・白ワイン 2dl
・水 1dl
・ケーパー スプーン2杯分
・ピクルス 2~3個
・卵の黄身 1個分
・塩、こしょう  少々

作り方

1.豚肩肉をサイコロ型に切る。玉ねぎはみじん切り、セロリは千切りに、ピクルスは輪切りにしておく。

2.フライパンにオイルとバターを入れ、豚肉を炒める。全体に火が通ったら塩、こしょうをし、玉ねぎ、セロリ、タイム、ローリエを加えてよくかき混ぜる。 こんがりきつね色に炒める。

3.材料がこんがりしてきたら、小麦粉をふりかけ、もう一度かき混ぜる。白ワインと水を加え、ふたをしてとろ火で煮込む。

4.1時間半ほど煮込んだら、豚肉を取り出し、残ったソースにケーパーとピクルスを加える。火を止めて溶いた卵黄を加えソースにとろみをつける。塩こしょ うで味を調え、取り出してあった豚肉にかけて出来上がり!

ケーパーって?

英語ではcaper(ケイパー)と言いますが、日本語ではケーパーあるいはケッパーとも呼ぶそうです。フランス語ではcapres(カ プル)と言い、日本語名は トゲフウチョウボク(棘風蝶木)、セイヨウフウチョウボク(西洋風蝶木)。地中海が原産地でフランス、イタリア、スペインなどが主な栽培地だそうです。よ くスモークサーモンについてくる酢漬けの添え物ですね。名前をよく知りませんでした。